共感したいのは『郷愁』

ゆずの里には日本の原風景がある


加林のゆずこしょうに込めた想い

こんにちは。日本各地の魅力を探り、発信するのが大好きな フリーアナウンサーの赤崎加林です。

 

私にとって『ゆずこしょう』は、自分のルーツである九州と四国への郷愁をかき立てる、とても大切な食べ物です。

父の故郷であり、私も幼少期に住んでいた九州。

関西に移り住んだ後も、毎年、祖母が手作りの『ゆずこしょう』を送ってくれて、ゆずの香りを味わい、九州を想いながら育ってきました。

 

また、母は愛媛県の瀬戸内、みかん栽培が盛んな島出身。夏休み遊びに行くと青いみかんがたくさん実っていました。

ゆずの里に行き、青ゆずを見ると、懐かしい想いに包まれます。

時を経て、夫の転勤で大分県に住みました。すると、売られている『ゆずこしょう』の種類の多さや、どんな料理にも『ゆずこしょう』を使う食文化にびっくり!じつは、大分県日田市が、『ゆずこしょう』発祥の地と言われているんです。 まさに、『ゆずこしょう』の故郷で、『ゆずこしょう』が欠かせない食生活になり、お気に入りのブランドもできました。

次に住んだのが関東です。

私好みの『ゆずこしょう』に出会えず、初めて手作りしてみました。

すると、売られている『ゆずこしょう』の熟成感とは違う魅力、フレッシュなゆずの香りに感激! 祖母が作ってくれていたのはこれだ!と、子どものころの記憶がよみがえりました。『ゆずこしょう』への原点回帰です。

さらに、辛みや塩味、粒の大きさまで自分好みにできる、手作り『ゆずこしょう』の世界に魅了されていきました。試行錯誤の上、ゆずの香りを活かすことを一番に考えた、私なりのこだわり製法にたどり着きました。

また、調べるうちに関東にもゆず農家があると知り、住んでいた地域の青ゆずで作ってみると、地域の魅力や育てている生産者さんの想いが加わり、いっそう美味しく感じたんです!

そこで『加林のゆずこしょう』は、青ゆずが育った地域の風土・魅力と共に発信したい!という想いを込めて、町ごとに分けて、作っています。これからも、どんどん素敵なゆずの里と出逢い、お伝えしたいです!

私にとって、手作り『ゆずこしょう』は、郷愁のかたまり・・・。

『加林のゆずこしょう』を通して、皆さんの故郷への想いと響きあうことができればとても嬉しいです。

 

青ゆずの旬は、一年に一度、約2週間。

『ゆずこしょう』を作ることができる期間も短く、手仕事なので、できる量はとても少ないですが、どうぞ召し上がってください。

 

赤崎 加林






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